2011年

5月

31日

新しいから良いとは限らない-その1

玩具のような、まさしくプラスティクの2眼のカメラを首に下げた友人には驚いた。2眼で取るパノラマか立体写真用のフイルム式だ。彼曰く、ズウーと気に入ってこれが手放せないと。今時ねぇと思ったが、よく考えてみると自分も同じ仲間である。

最近の液晶モニターで見るコンパクトなデジタルカメラ(コンデジ)にはいまだになじめないでいる。液晶は明るい郊外での撮影には全く役に立たない。モニターは周りの明るさに負けて何が映っているか分からないからだ。それで、昔風に、カメラのファインダーに接眼して写真を撮りたいんだが、意外とこの要求を満たすコンデジが見当たらないのだ。1眼カメラであればちゃんと接眼用のファインダーであるが、これは携帯には大きすぎる。

キャノンのそれはおまけみたいなもので、小さくて見づらい。オリンパスとリコーにあるものは、ビューファインダーを別途に着けるもので、そのパーツがカメラの上に飛びたし不格好だ。と、まあいろいろ悩みながら、愛着のない4台のコンデジを眺めながめている。

下描き
下描き

               

彩色
彩色
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