2011年

4月

26日

自粛は美徳

東北大震災の被災者に同情して、節制して,日頃の贅沢や無駄使いを自粛しようなんてことは、すごく当たり前だと思うし、今、大半の国民が、花見で酔っぱらうなんて、うしろめたいと言うより、酔えない気分だと思う。

 しかし、日本の経済を牽引するため、もっと消費して贅沢をしろ、自粛なんていいことではないと、経済界や有識者、NHKはじめとするマスコミは声高に訴えている。

 —それは正しいことだろうか? 何故かとても不思議に思える。

 

 節制や自粛の美徳はいつの間にか、建前となり、本音は贅沢、無駄使いが美徳となったようだ。

 

40年前から「消費は美徳」のコピーは消費経済のアイロニーと思ってましたら、いえいえ、現代の経済システムでは、これが真実だったんですね—。

 

大震災を機会に、節約して慎ましくに生きるのもいいこと、なんて思いましたが—、

GNPや経済成長で生きることは、いつまでたっても達成できない幸福感のような気がする

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