Photoshopの修復ツールについて。
写真の画面上から、不要な物を取り去るとその跡が、まるで、最初からその物が無かったかのように、自然に修復される。—PhotoshopCS5の修復ツールは見事な技術だと感心した次第。(でも、デモツールのように、全てがうまくいくとはかぎらない。そこそこね)。
日本では未公開だが、すでに本家ではCS6が公開されている。
Youtubeで見ると、その技術が一段と進化して、まるで、魔法にかけられたようだ。
サンプルの画面では、お掃除前のベッドル−ムの写真がが紹介される。脱ぎ捨てたままの服や靴下や本やいろんな道具が散らかり放だいの風景だ。
それらのアイテムをひとつひとつクリックして、しばらく待つと、あらら、不思議なことに、ベッドルームの周りは見違えるほどきれいに片付いて、若いカップルまでが寝そべる風景に変わるのだ。
おお、ソフトの技術はここまで来たか。至れり尽くせりの賢さに驚きの一言。
さて、これを見たスタッフ女性のつぶやき。
ああ、こんなソフトを自分の家で雇いたい。散らかった汚い部屋を瞬時に片付けてくれるから。
だって。
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空間仙人 (火曜日, 12 7月 2011 10:07)
はじめまして。
私もPhotoshopCS5を導入しております。
確かに修復ツールはとても便利なツールですね。
ただ心配なのは携帯端末などと同じで、ソフトの技術や性能が一人歩きし、それを使う人が置いてけぼりにされるのではということです。
機械任せになり、熟考しないクリエーターがデザインすることにより、右にならえの変わりばえしないモノがありふれる世の中にならないことを祈るばかりです。
通りすがりのビギナーパーサー (火曜日, 12 7月 2011 10:20)
こんにちは!
今回は俯瞰パースですね!
やはり俯瞰だと屋根を含めた建物の全体の形状が分かりやすいですね。
俯瞰の場合ですと、3点透視になり地面と垂直方向の線は真っすぐではなく少し曲がってくるように思うのですが、上のパースは真っすぐに見えます。
やはり見栄えが良いように、調整しているのでしょうか。
pers110 (火曜日, 12 7月 2011 12:50)
アトリエ・ケープラス
クリエーターが機械任せにしようと無かろうと、好みであろうとなかろうと、それを評価するのは第三者です。デジカメで誰でもきれいな景色やポートレートが撮れて、いわんや、整形まで施してくれる写真の時代に、手描きの風景画や人物画が評価されることも同じことです。
俯瞰のパースに限らず、全ての景観は3点透視なってることの方が正解です。対象に対して、平行、垂直に見る視線のみ2点透視になることで、意外とこのような視線はすくなく、ちょっとあおいだり、下を向いたり、首や体を傾けたりして見ています。でも、この現実を踏まえての描き方ですと、混乱して先に進みませんから、俯瞰のみ3点透視と定義して、話しをします。
俯瞰は建物の下の方が先細りになる、独特のダイナミックな景観を作りますが、建築パースではこれを嫌って、真っすぐに見せる傾向があります。建築写真は特殊なカメラで、傾斜する線を垂直に補正してます。パースの作者は、状況に応じてそれを選択すべきでしょう。
「俯瞰の垂直線は常に傾斜して見える」と鵜呑みにして、頭を固くしてはいけません。
対象に近ければ傾斜して見える線ですが、そのままの視線角度で、ずうーと上空に行って、見下ろすと、その線は垂直に近くなってます。もちろん、対象の建物は豆粒に見えますから、拡大しなければわかりませんが。
私の「俯瞰パース」では、見た目には分からないぐらいに立面の線を傾斜して、先細りにしています。建築写真の垂直線は違和感があります。なぜなら、私たちの頭にはすでに、その建物を実際に見る映像(3点透視)がインプットされていますから。